ブラック企業とは

ここ数年、所謂ブラック企業という言葉が流行り、今やネットだけでなく一般的にもこの問題は認知されている。私が就職活動をしていた5年前にはすでにブラック企業という言葉は有名だった気がするが、テレビ等で取り上げられるようになったのは近年かな。

さて、ブラック企業とは法律的な定義は無く、線引きが難しい。一般的には、激務薄給やサービス残業パワハラ等が酷い企業の事を言う。社員を人間とも思ってないかのような扱いをするらしい。

私個人的には、そんなにきつけりゃやめればいいじゃんと思うけど、逆に大学出てせっかく就職したのにそう簡単にやめれないという気持ちもわかる。私の友人も激務で悩んでいる人はいる。月4日ぐらいしか休みは無く、朝から晩まで働いている。しかし、やめようやめようとは言うものの、なかなかやめない。


そもそも、なんでこんな労働法違反な事がまかり通ってしまうのかそれが一番の問題である。ただ、実際そのような企業がいきなり労働法を守るような働き方を目指せば、瞬く間に潰れてしまうだろう。それが難しい所。特にベンチャー企業や、成長企業は寝る間も惜しんで働かないと事業が成り立たない。


もちろん、悪いのは企業や政府だ。それは当たり前だ。しかし、そこで働く事を選んだ人の自主性、責任感の無さは責められなくてはならない。


そもそも、私は仕事の愚痴をこぼす人を見るといつも思うのだが、自分がその会社を好んで選考を申し込んだのだ。自分がそこで働かせて下さいと依頼したのだ。ならば、思い通りにいかない事は多少は我慢しなくてはいけない。会社は学校ではないのだから、嫌ならやめるか文句を言える立場になるしかない。


それと、ブラックじゃない企業に入るために努力しているのか。勉強もしてこず、適当に就職してそこの労務環境が悪いと言うのはおかしな話である。労務環境が良い企業というのは自然と人気が出る。そこに入るためには、やはり何かしらの努力が必要であり、何もせずにそういう職場に憧れても現実はそりゃ厳しい。

勉強しても、そういう企業にしか入れなかった。または、入ってから気づいてしまった場合はやっぱり辞めて他の道を探すべきだと思う。

私が思うに、若いうちからそのような職場でまがいなりにも頑張って来た人は実務のスキルや忍耐力は相当なものがある。その力を他の事に向ければ大成する可能性も十分ある。

それにはやはり学が必要。ブラック企業で揉まれた人は根性や忍耐はあるかもしれないが、知識が無い。学ぶ時間が無いし。だからこそ、辞めて新しい道を歩むには何かしらの専門知識や資格を学ぶ他無い。

起業すればいいとは思わないが、勉強すればいいのにとは思う。

ブラック企業は最終的な目的地に着くための困難だと思えば、ちょっとは耐えれるんじゃなかろうか。一時の経験として考えれば、必ずやその人の人生の財産となる。

逆に毎日嫌々ただ時間がすぎるのを待つように働いていたり、永久就職したような気持ちですごしている人はどんな職場も辛いんじゃないかな。