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縁とは

忙しくなると日記を書くのもままならなくなってしまう。それでも、何とか書き続ける習慣は失わないようにしたい。知り合いにも知らせてない、1日数人見るか見ないかの日記だけど、いつかこの習慣が花開く、何らかのプラスになると思う。それに自分が生きた証を残したい。一週間ぶりに更新する。久々にただ個人的な内容である。


仕事の都合で二日間大阪に行った。普段なら車で行くのだが、今回は会社が交通費を出してくれる事もあり、電車を使った。たまたま大雪に見舞われた事もあり、車だったら・・とゾッとした。

久しぶりの大阪はやはり活気があった。夜になっても人がたくさんいて、色々な店が開いてて。以前はいつでも来れたのにと思うと無性に寂しくもなった。何はともあれ、地元の友人にも会えたし、難波のカプセルホテルはコスパが凄かったし、羽生の金メダルも見れたし、大満足だった。

ただ、雪の影響もあったが、会いたい人に会えなかった。私はいつからか酷く縁というものに拘るようになった。それは友人関係にも当てはまるのかもしれないし、恋愛関係にもいえる。縁があるかないか。それは努力によってどうにかできる側面もあれば、運命の存在を感じるような自分ではどうにもできない面もあると思う。



私はいつ死んでしまうかわからない。だから、会いたいと思う人とはなるべく会える時に会いたいといつも思っている。だからいきなりの誘いにも大体乗るし、極力会う努力はする。周りはそれを付き合いが良いと言ったりするが、私としては当然の事。死ぬは大袈裟にしても、転勤やプライベートな与件で誰ともいつ会えなくなるか、わからないじゃないかと思っている。


だから、特にちゃんと準備をして、スケジュールも空けて、さぁ当日、で会えなかった場合、それがどんな理由であれ、あーこの人とはえんがなかったんだと急激に熱が萎んでいく。逆にダメ元で今から会おうっていって会える人とは縁があるんだろうなって思う。


縁とはほんとに不思議なものだ。今愛媛で一緒に働いている人なんて、どうやってイメージすることができたろう。

自分ががんばって掴んだ縁と、ふとしたきっかけで繋がった縁、縁が続くよう努力する事、自然と縁が続いていく事、どっちを大事にした方が幸せになれるんだろうか。わからない。


電車での長旅になった為、読書がはかどった。二冊読んだが今回は一冊。


下町ロケット直木賞を取った池井戸潤の代表作。半沢直樹を実は私はまだ見てないのだが、今作は非常によみやすかった。内容は中小の部品メーカーが開発した水素エンジンの特許を巡る、大企業との戦い。

日本の9割以上は所謂中小企業と呼ばれ、大企業の下請け等に甘んじているが、今作のように確かな技術力があれば実際大企業に太刀打ちできるのか??という興味を抱かせる作品だった。正直私は技術の特許がどんなものなのか無知識な為不用意なコメントはできない。ただ、リアルな世界はやはり中小企業は開発資金も乏しいし、厳しいのかなと思う。それに、今作出てきた投資ファンドは良心的であからさまな買収工作等はしてこなかったけど、実際の大企業でどうしても必要な技術を吹けば飛ぶような中小企業が持ってたら、もっと積極的な買収工作にでる気もする。


が、今作を読んで、やはり日本の技術力というのは今後も誇るべきものなんだと再認識した。海外で安く作って輸入する、日本で良いものを作って海外へ輸出する、どちらも正義だ。ただ、根底にある技術力で劣っていないにも関わらず、海外企業に競争力で負けるというのは悔しい。職人が持つ技術力をどう使うか、これが日本企業全体が抱える課題なんだろうな。