sell in May 素人の株式運用

私はちょうど1年前くらいから株の運用を始めた。1年前、日銀の黒田氏がインフレによる景気回復を目指した異次元の金融緩和を実施、現在に至るまでアベノミクスで唯一と言っていい成功事例として賞賛されてきた。昨年、その効果となんとなくアベノミクスで景気が良くなりそうだという期待感から日本株式は全体で見れば株式史上最高の暴騰を成し遂げた。

 

私はサラリーマンであり、本業の方が何かと忙しい為、株での利益で生活しようとかいう気は無いし、休みの日や出勤前にしか売買はできない。だから、毎月残業代ぐらい稼げたらいいなぐらいの軽い気持ちで昨年からやってきて、事実毎月残業代ぐらいの利益は稼いでいた。swingでもちろん勝ち続けている訳ではなく、1ヶ月含み損を抱えたまま塩漬けにしてた時もあり、あくまでトータルでみれば勝ってるというぐらい。まあ、銀行に預けていても増える事はないわけで、そう考えれば毎日それなりに刺激になるし、たまに急騰したりする事もあり株式運用は確実にやっていて良かったと現在までは思っている。何よりもいいのは、毎日のニュースや色々な企業の活動をリサーチする習慣がついた事。たまたま本業の競合他社のニュースが入って来たり、自社に対して、今注目されている企業に比べ、組織マネジメント的な事や販促、システム的なことでどのように劣っているか、勝っているか大きな視点で考える事ができる。

 

政治にも以前よりも興味を持つようになった。普段から選挙に行くぐらいの関心はあったが、それよりも一段深い関心、政治がどういう政策をするかによって自分が持っている株に多大な影響を及ぼす為政治の動向は大事。政治の情報はその株の掲示板等に出てくるし何気なく見ているだけで頭に入ってくる。

 

さて、昨年とうってかわり今年は日本株式市場は大荒れである。アベノミクスの第二、第三の矢への失望感、新興国ショック、チャイナリスクウクライナ危機等で年始から乱高下を繰り返していたが、最近も14000円台を抜けれず低調なまま。海外の投資家が日本株を売りまくっている。私は2月頃から本業が忙しくなり、株の売買をやめていたが、4月から再開した。調子良く勝ちが続き、5月は本業よりも稼げるんではないかという勢いだったが、好決算を期待して決算前に入った株が今急落し一時塩漬け状態になってしまっている。恐らく、今持っている株もかなり低価格圏で入った為、その企業は四季報予想を上回る決算内容だったこともあり、いずれはもとに戻すだろう。それまでは塩漬けだ。

 

私もどうせやるなら損はしたくないため、かなり色々な本を読み勉強した。その結論として、株をやる上で一番難しいのが売り時。株価が上がっていった時の天井の見極めと、損切りのタイミングである。当初私は損切りはしないルールを自分に課していたが、意味なく上がった株(仕手株)を売り逃した時に一度やったことがある。その株は今はもっと下がって再起しなさそうなので正解は正解だったがやはり悔しい気持ちにはなった。

 

利益を確定する売りも難しい。というのも、休みの日じゃない場合、仕事中は株価が見れない為、絶好の売り時だったとしても持ち越してしまい、翌日には急落することが多いのである。その辺は正直運である。逆に持ち越した事が良い事もあるし。幸いなのは私の本職が平日休みが多いこと。そんな中でも株の運用で利益を上げ続けていく上で大事な事はしっかりとルールを決め、機械的に売買することだと思う。ということで、日記にルールを制定し、今後はより機械的に売買できるように勉強していこうと思う。

 

仕手株には乗らない

仕手株というのは機関が意図的に株価を操作し、何のIRも無くいきなり急騰する銘柄のことである。短期売買なら勝ち馬に乗ることで一気に利益を上げることができる。しかし、売りたいときに売買できない私の現状だとリスクが大きい。仕手株は下がり出すとどこまでも下がるし、元の価格には戻ってこない。

 

②高価格帯の株は買わない

基準は難しいが、この1年のチャートを見、現在株価が高価格帯にあるものは買わない。これも下がるリスクが高いから。

 

③地合以外の理由で株価が下がった場合は早急に損切する。

好決算なのに下げた、ずっと上げり続けた調整で下げた等の理由で下げる場合はホールドしているのもありだが、予想が外れ悪決算がでたり、悪いニュースが出て下げそうな時は即座に損切りする。

 

④③以外の理由で下げている場合は損切はしない。

私が買う株は今後好決算が予想できるが今低価格帯、できれば底にある株である。そういう株を発掘するのは多分私は得意なので、一時下がったとしてもいずれは戻し上がる事が多い。下がっている時はやはりあまり良くない心情になってしまうが、そういうときは本業を頑張り放置していれば気づいたら戻っている。逆にナンピンはあり。そのぐらい買う株は吟味する。

 

⑤複数株で分散投資はしない

手数料が無駄。私は20代半ばのサラリーマン、潤沢な資金があるわけでないので、1銘柄に全力、買う時も底だと思った低価格帯で一気に買う。

 

⑥持っている株が一度急騰したら売る

配当狙いで買った株以外は、一度目立った上げがあったらその日のうちに売る。これは基準を設けないと感情で売り時が判断できない為、無理やりにでも設定する。今の日本市場で上昇トレンドで上がり続ける銘柄は少ない。何かしら良いIRが出たら急騰、その後急落し値動きしなくなる場合が多い。

 

⑦MSワラントは売り

これは身をもって勉強したが、MSワラントで資金調達しようとした企業はまず間違いなく長期的に株価が急落する。権利行使者は指定の幅内であればどこでも大量の株を売ることができる。株価が高価格帯にいる間はいつ大量の売りが降ってくるかわからないし、逆に空売りしまくって株価を下げることによって利益をあげる事もできる。要は権利行使者にはノーリスク・ハイリターンの株主無視の資金調達法なのである。私がやらかした銘柄も半年かけて株価を半分に下げ、最低行使価格よりも現状下がっている。そこで入って、上方修正、四季報予想を上回る決算がでてもまだ下げ続けている。

 

⑧買う銘柄は自分が応援できる企業にする

これが実は一番大事、いくら儲けそうな企業でも、その事業内容に関心が無かったり、経営方針に賛同できなければやはり下がった時にイライラする。自分が惚れ込んだ企業なら少々下がっても、俺の金使って日本を良くしてくれたらいいよ的な気持ちでおおらかに構えれれる。

 

以上の事は厳守し、今後はより確実に株の運用をしたい。sell in May、5月は売りという言葉があるが、まだ今は日本企業の好決算が続いている。好決算なのに地合いでさげている銘柄も多い。世界情勢が落ち着くか、黒田砲が炸裂するか、まだ日本株は買いだ。