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笑えない結末 STAP論争

体調を崩していた期間、最低限の仕事をこなす気力しか沸かず、ニュースや保有している銘柄の株価等を全くチェックしていなかった。やっと体調も気力も戻りつつあるので、ざっとニュース等を読み直していたのだが、なんとSTAP細胞の笹井氏が自殺するという驚愕の事件が起きていた。


STAP細胞に関しては、以前から何回か日記で書いてきたが、意識的、無意識的にせよ小保方晴子氏は実験データを捏造し、今では恐らく自分でもありもしないとわかっているSTAP細胞に関してずっとあるものだと訴え続けるしかない状況になってしまった。STAP細胞は今までもあったES細胞を勘違いしたか、意識的に騙そうとES細胞をSTAP細胞として捏造し若山教授に渡した、というのが私の考えだ。そこに笹井氏が共謀していたかというと、多分当初はしていなかった。それでも、笹井氏と小保方氏には他の人とは違う個人的な感情があり、笹井氏は若山氏を敵に回しても小保方氏を庇い続けた。


 

しかし、この結末は残念だし、後味が悪すぎる。小保方氏はともかく笹井氏はガチで優秀な研究者だったし、日本の科学会は大きな人物を最悪な形で失った。笹井氏が自殺にまで至った理由はわからない。STAP細胞の捏造に責任を感じたのか、マスコミや世論(私も含め)のストレスに耐えられなかったのか、はたまた別の理由があるのか。


想像しようにも想像できない。しかし、笹井氏にとって今回の一件は今まで積み上げてきたものを全て失うぐらいの叩かれ方だった。あれだけ騒がれたら楽になりたいと思うかもしれない。


遺書等の内容を見ても、笹井氏が小保方氏を最後の最後まで庇おうとした気持ちが伝わった。それはもはや愛なんじゃないかと感じる程強い気持ちであった。その胸の内は本人にしかわからないが、それ程までに小保方氏の今後を心配していた。


もういいんじゃないかと思う。科学の研究に失敗はつきものだし、STAP細胞があろうが無かろうが、誰かに迷惑かけるものでもない。まして、人が1人死ぬような問題ではなかった。もう、小保方氏も本当の事をちゃんと言ってしまえばいいんだと思う。無意識にSTAP細胞はあると勘違いしてしまったんであれば、その事実を謝罪し、研究者として一からやり直す。もし、意識的にSTAP細胞なるものをでっち上げたんであれば、謝罪し、もう研究者以外の人生を歩むしかない。


マスコミも世論も、もうほっとけばいい。普段科学の事なんて全くもって興味ないんだし、大多数の日本人の日常には何の影響もない話だ。


私には笹井氏の気持ちが伝わった。決して正解ではないのだろうけど、彼は自分の命でこの一件にケジメをつけた。あとは、この一件の真実を知る人間がどうケジメをつけるかだ。笹井氏は小保方氏に今後も研究者として頑張ってほしいのだろう、その気持ちを彼女はどう受け止め、ケジメをつけるのか。この一件に自分なりのケジメをつけないと彼女に幸せはない。ここが彼女の人生の一番のターニングポイント。


私にはこの一件に関してもう誰も批判する気にはなれない。何なら、小保方氏には今後本当に幸せになってほしいと思えるぐらいだ。ただし、彼女が幸せになるためには、この一件に片を付ける事が絶対条件。真実は彼女の心の中にある。笹井氏の自殺を受け、今彼女は何を考えるのだろう。


というか、理研は未だこの一件に結論を出せないのだろうか。

どうか、これ以上、この一件に関わった人間が不幸にならない事を祈る。たかだか、科学の論文の捏造だ。