人種差別の本場

Jリーグのサポーターがまた人種差別的な行動をとり、問題になっている。今年二回目、前回はレッズサポーターが何を思ったかJapaneseonlyという段幕を掲げ、無観客試合に。今回はマリノスサポーターがバナナを相手チームの選手に振って挑発。昨日の日記で私は洗脳されているような人間は嫌いだと書いたが、こんな事をやるサポーターもある種洗脳されており、危険だと思う。そもそも、相手チームを必死に貶めてまで自分のチームの勝利を願うその心が理解できない。マリノスが勝って、自分の人生に何か大きな影響を与えるのだろうか、何故彼らはそこまで熱くなれるのか、少し怖い。もちろん、私もJリーグファンであり、熱心なサポーターがいなければ、Jリーグなんてほんとに生で観戦する必要がなくなってしまうから、良心的なサポーターはもっと増えてリーグを盛り上げてほしいのが本音だけど。


とはいえ、今回の件でそこまで目くじらをたてる必要もない気がする。やってしまったのは10代の若造みたいだし、彼も正直ここまで事が大きくなるとは思っていなかっただろう。それに、本場の人種差別に比べれば、こんなものはまだまだ平和な話だ。


http://m.huffpost.com/jp/entry/5684940


アメリカではまだまだ黒人と白人の間にはデリケートな問題が根ざしている。この事件は白人警官が万引きしようとしていた黒人青年を射殺した事をきっかけに、大規模なデモに発展、さらなる犠牲者を出し続けている。もし、その警官が黒人だからという理由でその青年を射殺したのであれば、まるで一昔前の歴史の教科書で習ったような人種差別がこの現代に堂々と行われている事になる。

データによれば、アメリカ内で黒人が犯罪を犯す割合は事実として高い。犠牲者の青年も、万引きをはたらこうとしていたのは事実だ。しかし、それは黒人だからという理由ではなく、貧しいから犯罪を犯しやすい、要するに白人よりも黒人の方が貧しいからそれが反映されてしまっているだけである。日本でも犯罪を犯す割合が高いのはいわゆる貧しい層だ。


なので、アメリカがこのようの人種差別を解決する為には、まずは白人と黒人の貧富の差を解決しなくてはならない。


しかし、オバマが大統領になれるこんな時代にも、まだ人種差別は根強く残っている。非常に残念な限りだ。なぜ、人は違って当たり前という感覚を皆持てないのだろう。なぜ、同じ人間同志肌の色が違うだけで憎しみあわなくてはならないのだろう。

アメリカのこんな状態を見ていると、日本の移民政策はまだまだ遅れるなと思う。前述のサポーターの件もあるが、やはり日本人はまだまだ外国人に対して壁や偏見を持ってしまうところが多い。

私も先日、仕事で外国人に英語で電話で話す機会があった。しかし、それはそもそも私には全く関係のない案件で、違う部署で対応するべき事だった。別にクレーム対応でもないし、ただの時間の連絡だ。なのに、近くに英語を話せる人がいないという理由で私に回ってきた。ちなみに、私もTOIECは600以上あるが英語は別に話せない。それでも、恥を捨てちゃんと伝えようとすれば伝わるのである。要はそれをやろうとするかどうかだ。

外国人だからという理由だけで、私英語話せないから関わらないというのはもう通じない時代だ。まずはそういう外国人を避けようとするマインドから変えていかないと、日本でも近い将来、アメリカと同じような悲劇が起きる。