第二次安部内閣に求めること

第二次安部内閣が発足した。メンバーは当然そこまで変わらず、アベノミクス路線を今まで通り歩む為の基盤を作ったといったところだろうか。


私はこれまでの安部首相のやり方には基本的に賛成だし、ここまでよくやってきたんじゃないかと思う。今までの首相が一年ごとに入れ替わる、世界から見たら茶番としか言えないような見せ物の政治と比べれば、元々示していた方向性に対し、スピードは別としてブレずに進んできた姿勢は評価したい。少しワンマン的な懸念はあるが、批判を恐れ何もできなかったここ数年の首相に比べれば、リーダーシップがあるように見える。


事実、第一の矢でデフレ脱却の一歩を確実に進めたし、株価も日本史に残る上昇を見せた。企業の業績も全体で見れば好調なのは誰が見ても明らかだし、東京オリンピックも決まった。集団的自衛権も批判している人間の意図が正直私にはわからない。こうしてみれば、少なくとも2013年の安部政権は充分頑張ったし、結果も出したと私は思うのである。


しかし、もちろん全てうまくいくわけがない。そんな中、私が今後安部首相になんとしても成し遂げてほしい事、逆にやめてほしい事は以下だ。


①TPPへの参加。これは安部首相が任期のうちに必ず話をまとめてほしい。私は以前の日記にも買いたが、100%TPPには賛成だ。反対の人まじでなんなの?ってぐらいだ。別に米も自動車も関税撤廃でいいと思う。1消費者として、海外の食べ物や自動車が安く買えるのは嬉しいし、購買意欲の刺激にも繋がる。1サラリーマンとしても、海外の製品とフラットな条件で戦えるなんてワクワクする。赤字垂れ流しの貿易収支の改善にも繋がるチャンス、是非とも参加してほしい。そして、さらに言うなら農協をぶっ潰してほしい。多くは書かないが、知り合いに農協で働いてる人がいるが、国が守る価値がある組織ではない。


脱原発の一歩を。安部首相の本音としてはエネルギーの輸入コストの増加による貿易赤字もあり、原発は一刻も早く再稼働したいと思う。しかし、それでも未だ再稼働はされていない。私からすれば、よく我慢してる印象である。ただ、原発に関しては問題を先送りにしているだけの現状、もう一歩脱原発に向けて動いてほしい。もちろん、即廃止は無理。それでも、安部首相が脱原発を目指すという確かな方針を示す事で、各電力会社は本気になるんじゃないかと思う。それに伴う電気料金の増加は構わない。脱原発に関し、日本は世界に遅れをとっているが、必要に迫られている今の危機的状況であれば、世界をあっと言わせるようなイノベーションが日本で起こせるかもしれない。


③GRIFの運用を積極的に株式投資へ。これは、完全に私情だ。第二次安部内閣が発足し、株価が上がった。これは世界中の投資家が政府期間の大量の資金が市場に入ってくることを期待してのこと。多少織り込んでいる状況だし、サプライズがほしい。それに、株式投資の割合が増えれば嫌でもその後政府は株価を上げる努力をしなくてはいけなく、長期的にも大きい。安部首相は株価に敏感、必ずやってくれるだろう。日本株は本当に今が最後の買い場である。


増税は慎重に。軽減税率は無し。来年にも増税を計画しているが、私は脱原発に舵をきらないのであれば断じて反対だ。やるなら一気に10%にしてほしかった。私の仕事ももろに増税の影響を受けるものであるが、駆け込み需要への準備とその後のストレスは想像以上であった。お客が減るというのはこんなにもストレスなものなのかと今更ながら痛感した。もちろん、増税の影響は徐々に薄れてきているし、どの会社も同じだから何とも言えないが、一年通して、日本全体でみれば、終わってみれば消費は確実に前年を下回ると思う。増税後もなんとか売上を出しているのは血もにじむような努力をして絞り出したアイディアをうまく活用し乗り切っている一部の企業。それらの企業や私が普段必死に頭を悩ませ何とか食らいついた結果を、政治家に簡単に計画通り消費は持ち直していると判断されるのは許せない。政治家も身を切るような政策をし、それでも金が足りないなら増税しろ。一部の分野に軽減税率を導入するなんてもってのほか。新聞が軽減税率??ふざけるなよ、と言いたい。


とまぁ、こんなものである。集団的自衛権とか他の事はまぁ、なるようになればと思う。今後の安部政権を占うのはなんと言っても増税だ。企業が増税後も利益を出しているからといって安易に増税するようであれば、次の選挙で私は他に入れるだろう。消費のデータをちゃんと分析し、それらの企業努力並みに政治家が身を切る政策をして初めて、さらなる増税は許される。

基本的には私は安部政権を応援している。問題山積な日本だけど、腐らず頑張ってほしい。