橋下徹VS在特会

関西人にとってはもはやお馴染みとなっている橋下市長の炎上。今回は在特会の会長との意見交換でこれまで以上に激しい口論となり、その一部始終の動画が拡散され物議をかもしている。私もその動画を見たが、なかなか面白い内容となっていた。


そもそも在特会とは、在日特権を許さない市民の会の略称で、ざっくり言ってしまえば右翼団体

http://ja.m.wikipedia.org/wiki/%E5%9C%A8%E6%97%A5%E9%9F%93%E5%9B%BD%E3%83%BB%E6%9C%9D%E9%AE%AE%E4%BA%BA

http://ja.m.wikipedia.org/wiki/%E5%9C%A8%E6%97%A5%E7%89%B9%E6%A8%A9

在日韓国・朝鮮人に対する減税や生活保護等の不当な特権に対する抗議活動を主な目的とするのがこの在特会である。今回在特会の会長である桜井氏と、橋下市長はいわゆるヘイトスピーチに関して意見交換をするために日程を調整、30分の意見交換が大阪市役所で予定されていた。


今回の一部始終を見た感じ、いつもの橋下市長だなと。大阪では民族を一括りにした差別的な発言を止めろとだけ主張し、後は聞く耳持たず。立場の弱い在日外国人を批判するのではなく、国政に進出し自分達の意見を出せばいいじゃないかと。ごもっともだと思う。


私も橋下市長の気持ちはよくわかる。デモとかするんだったら、政治家になればいいじゃないかと思うのだ。これは、いわゆる社畜と同じで、給料が安い、激務だと喚くぐらいならその会社辞めるか自分が出世してその仕組みを変えればいい。何故、政治的に何の効力も持たない団体を作ったり、無駄なデモ活動したりするのか。桜井氏は自分が大阪市長になって、やりたいように仕組みを変えればいいだけなのに酷く遠回りで効果が無いやり方をやってる気がする。極論、日本での在日特権が許せないし、政治家にもなりたくないというならば、日本を出て海外で暮らせばいいのである。在日の人間は現状のルールに従って、享受できる権利を行使しているだけである。


何故皆投票にも行かない癖に、いざとなったら国に頼ったり、国のせいにしようとするのだろう。それが私にはわからない。投票に行かない、政治に無関心ということは自分の人生は自分でどうにかするという意思表示。日本政府のやり方が合わないなら日本で暮らさなくてもいい。


加えて言うなら、何故このような団体の会長はどれも世間からのミテクレを気にしないのだろう。桜井氏のオタクっぽい風貌、あれだけでもうこの団体のイメージは決まる。イケメンにはなれないかもしれないけど、髪型気にするとか、スーツを着こなすとか、ジム行って細マッチョになるぐらいは誰だってできる。やはり外見は大事だ、何よりも大事かもしれない。あの風貌では世間から隔離されたアウトローな人間の支持しか集める事はできないだろう。


私個人としては、確かに在日特権と呼ばれるものが事実であるならば不要だと思う。在日の人間の多くは自分の意思で日本に来ているわけだし、日本側が何ら憂慮する必要もないからである。日本人と同じ環境、権利で暮らしてもらい、嫌なら母国に帰ってもらえばいい。しかし、上記にも示したように在日特権があるからという理由で在日の人を批判するのはおかしい。彼らが何か悪い事をして得た権利ではなく、日本国がルールとして認めている事なのだから批判するならそのルールを作った国政である。


そして、在特会ヘイトスピーチに関してはやはり差別的と捉えられて仕方ないだろう。彼らは韓国、朝鮮人が憎くて活動しているようにしか見えない。


最後にこの動画をニコ生やYouTubeで見て、在特会を支持するコメントの多さが目立っていて改めて感じたのだが、ネットでの多数派と現実でのそれとは未だかなり乖離があると思う。私もニコニコ動画等でコメントを書いたことがないのだが、私の知り合いの大多数もネットは見るものでせいぜいFacebook等で自分の意見を発信するぐらい。このレベルは恐らく世間一般と言えるものだと思う。それゆえ、自分のコミュニティー以外で積極的にコメントを書いたり、動画の感想を書いたりするのは、世間一般で見れば少数派となると私は考える。さらに、今回のようなケースでは在特会側の人間が意図的にコメント等を多投し印象操作をしている可能性も大いにある。何が言いたいかと言うと、ネットの情報は嘘っぱちなものが多々あるということ。ネットの情報が世論なんだと思い、世間に出ると周りと温度差を感じる事になると思うのだが、それは世間の人が情弱なのではなく、ネットの意見が少数派なだけなのだ。例えば、今年の夏の高校野球東海大相模九州国際大がネット上では優勝候補に挙げられていたが、私はそんなわけないと思っていた。実際は両校とも格下に初戦敗退。ネット上での評判なんてまるであてにならない。


ネットがいくら普及しても最終的には自分の目で見たことしか信じたくない。自分の人生は自分の足で歩きたい。