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大阪都構想実現せず 

昨日、ついに最終判断となる住民投票が行われた大阪都構想は反対が一万票以上の差をつけ、実現できない結果となった。

橋下市長は宣言していた通り、市長の任期の終了と同時に政界から引退する意向を示した。



端的に言えば、大阪、いや関西、いや西日本、終了のお知らせである。正直まさかである。普通に考えれば都構想に反対する理由なんてないから。いかにこの大阪という地に保守的な老害が多いのかという事実を全国に晒す結果となった。この結果を受け、今後道州制を始めとした本当の意味での地方分権に尽力してくれる政治家は当分出てこないだろう。中央官制の腐った仕組みをより強固にするものとなった。


大阪都構想もそうだが、何より橋下市長程の人材が政界からいなくなる事のダメージが大きい。都構想以外にも今までたくさんの改革を行ってきたわけで、次また保守的な市長になれば、大阪は本格的に終わる。若者は皆東京に行き、大阪は古臭い街並みへと一気に老け込むだろうし、また赤字垂れ流しとなるだろう。


勿論、リニアも名古屋まで。オリンピックは蚊帳の外。大企業は皆東京か海外へ、カジノも関東のどっか、学力も体力テストも全国最下位クラスの大阪に戻るだけ。


関西の企業に就職しなくて良かったとつくづく思う。シャープはすでに見ての通り、任天堂も完全に落ち目、パナソニックに伸びしろは全く無いし、京セラとかも微妙。


あらゆる面で西低東高の傾向がさらに顕著になることは確定した。高校野球も高校サッカーもあらゆる面である。若者がいない街はそうなるのである。非常に残念ではあるが、あくまで関西出身なだけの私の人生にはさした影響はない。


しかし、日本は改めて異常なまでに保守的なんだと気づかれた。こんなんじゃ、正直なんの改革もできないし、アジア諸国やアフリカの発展途上国にも簡単に追い抜かされてしまうだろう。異常なまでにである、ほんとにぞっとする。年配の人の頭の中ってまじでどうなってるんだろう。合理性という言葉はないのだろうか。戦時中の悪しき日本の魂を引きずっているままじゃないのか。


最後の砦は安倍さんだけど、橋下さん程の合理性はない。アベノミクスも完全に化けの皮がはがれてきているし、唯一の頼みの株価も政府機関が買い支えているだけ、いつバブルが弾けてもおかしくない。

しかし、安倍さんを評価できるのはあらゆる事に競争原理を働かせようとしている所。少なくとも保守的ではない。格差なんて広がって当たり前だし、じゃないと誰も頑張らない。憲法も勿論変えるべき。


いずれにしても、日本の地方再生はこれで50年は遅れるだろう。ますます政治に期待することはなくなった。大事なのは、自分の生活は自分で守る事、そして時代の局面、局面で的確に勝ち馬にのり続ける事、それだけだ。


しかし、この結果は残念だなぁ。