プレミアムフライデーは買い物にこだわらなければうまくいく

今日もなんとか頑張って日記を書いてみる。日記を書く習慣を失ってから、ニュースを見ない、考えない、事に馴れてしまい、この歳にして頭が悪くなったり物忘れが激しくなってきた気がする。自分でも危機感を最近感じており、なるべく何かしら考えるような内容の日記を週に複数回は書いていきたい。



さて、本題だがプレミアムフライデーというイベントがもう来年には始まりそうである。月末の金曜日を15時退社にし、空いた時間で消費を促すというもので、政府が経団連と話を詰め、2月の終わりには第一発をする予定となった。私個人的には本気でやるんであれば、それなりの消化促進の効果は発揮するのではないかと思っている。


アメリカでもブラックフライデーというものがあり、11月の終わりの金曜日が一年で最も買い物がされる特別な日となっている。ブラックフライデーからクリスマス、年末商戦が始まり、皆が盛り上がるシーズンへと進んで行くのである。ブラックフライデーは実はイオン等でも今年イベントが実施され、日が変わる深夜に行列ができるほどの効果があった。今のイオンで皆一体何を買ったのかなぁと不思議ではあるが、日本人はそういうお祭りごとが大好きなので、プレミアムフライデーも私個人的には最初は盛り上がるんじゃないかと思っている。


大事なのは見切り発車でも何か今までと違うことを始めてみること。とりあえずやってみて、ダメだったらやり方を変えるという考え方は私は好きである。日本はいつもやる前からリスクを考えて、文句を言い、スピード感が無い事が多いのでとりあえず予定通りまずどんな形でもやってみてほしい。


ただし、現実考えられる問題はいくつかある。


①金曜日の15時に退社できる企業はほんの僅かしかないのではないか。普通の感覚で行けば、無理にでも退社しようとしないと仕事は終わらないし、業種にもよるがその時間が勿体ないと感じるはず。なので、一部の企業が抜け駆けして働かないようにせめて同業界内では足並みを揃える、もしくはルールを決めないと安心して退社できない。競合他社がバリバリ働いているのに、プレミアムフライデーだからと定時前に退社を許す会社は逆にやばいと思う。

②消費される側の労働意欲はどう補うのか。勿論、売上が伸びることで会社として従業員に色々な還元ができるとは思うが、国としてそんな時も働いてくれる方々に何か報いることはできないのだろうか。こういった時こそ積極的に取り組みしてくれる企業に補助金を投入してあげてほしい。みんなが花金とか言って浮かれてる時にバリバリ働くのは結構大変な事だと思う。

③そもそも消費が滞っているのは、買い物をする時間が無いからなのか??

今回プレミアムフライデーにより、該当する国民が得られるものは時間、ただそれだけである。もしかしたらその代償として残業代が無くなり、収入が減る人もいるかもしれない。今まで時間が無くて買い物ができなかったという人は喜ぶだろうが、そんな人いるのだろうか。大体、金曜日に早く退社するという時点で土日が休みの人を前提にしている。そんな人は土日に買い物行けばいいじゃんと思ってしまうのだがどうだろう。

個人的には該当の金曜日限定でセールがあったりしない限り、『買い物』には行かないだろう。金曜日だけセールなんてやる側からしたらかなり面倒だと思う、その次の土日はどうするのって話になるし。

ただし、『買い物』じゃないサービス、マッサージや映画鑑賞等はいいと思う。物を扱わない限り、金曜日だけ割安とかも簡単にできるし。


結論、買い物により消費を促すと言うよりも、普段時間がなくてできないサービスにお金を使わせる方向に持ってけばより良いのではないかと思う。プレミアムフライデーは、マッサージやジムで健康促進!でもいいし、映画や本を読んで語り合おう!でもいいし、何なら特別な金曜日は昼間から飲みましょう(笑)でもいいんだと思う。買い物よりそっちの方がいい気がする。


こう考えてみると、プレミアムフライデーを口実に各業界様々な付加サービスをつけることができる。意外と消費促進に繋がるかもしれない。恐らく、政府の人はそこまで考えてないだろうが、このイベントをどう使うかは企業の捉え方次第である。消費される側が本気になれば、消費する側もお得だから早く退社したいという空気感が生まれてくる。


増税により、消費マインドが落ちることは誰もが思っていたこと。政府が思い描いたような給料アップにより増税の影響がなくなるなんてのはとんでもない考え方であった。減税をしないで、消費を促すにはこれからは『体験』による消費に意識を向けるしかないと思う。

家も車もシェアするのが当たり前の時代はいずれ訪れる。物は極力持たないから買い物もしない、そうなった時何にお金を使うかというと『体験』である。ディズニーやUSJ、さらにはナガシマスパランドも年々イベントに力を入れており、客数は増え続けている。旅行に行く人も増えているし、いつのまにかハロウィンは日本でも一大市場となった。それらに関して政府がしたことは何もないが、今回のプレミアムフライデーも政府が適等に始めたものが、東京の若者によっていい感じに盛り上がっていくんじゃないかと思う。


あくまでも東京で。東京以外の都道府県は数年蚊帳の外だろうなぁ。