読者です 読者をやめる 読者になる 読者になる

北朝鮮よりも怖い『自律』してない大人

最近、再び北朝鮮の話題が増えてきた。アメリカのトランプ大統領も強気の姿勢を崩さず、戦争が起きてしまうのではないかと心配する声も少なくない中、私は北朝鮮はそんな勝ち目の無い戦争をするほど馬鹿ではないと思っている。多分トランプ大統領もそう思っているだろうし、今の過剰な戦争を煽る報道や世論の流れは日本だけが損をする結末になりかねない。


北朝鮮イスラム国のようなもので、報道が過熱すればするほど日本人に対してある種の宣伝効果となり、頭の弱い人や日本政府に不満を持つ負け組を洗脳し味方につけることができる。アメリカは北朝鮮が威嚇してくれば武力行使をする口実ができる。こちらも、イスラム国に対する状況と同じで日本に対して防衛の為の兵器を売りつけたり、とにかく戦争は金になるので喜んで守ってはくれるだろう。結局のところ、今の状況は日本だけが心配、心配で北朝鮮、アメリカはそこまで緊迫した状況ではない。


北朝鮮が日本にミサイルをうってくる可能性は0ではないだろうが、アメリカ本土に攻撃を仕掛けることはあまりに現実味がないし、アメリカに勝てるわけがない。戦争になる可能性は極めて低いだろう。


しかし、全世界がいわゆる保守、自国第一に舵を取りだしていることは紛れもない事実であり、一昔前に比べて何やら平和ではなくなってきているのは見逃せない動きである。イギリスはEUを脱退し、アメリカではトランプが大統領に、ヨーロッパの各国の選挙を見ても保守派が力を強めてきている。日本も安部首相が長期政権になり、ただアメリカに守られている日本から憲法改正も含めて変わろうとしている。本当にこれは見逃せない流れ。


そんな平和ではなくなってきている世界で、私が最も恐れを感じているのが、『自律』できていない人間である。


私は何の才能もなく、これまで極めて平凡な人生を送ってきたが、ただ1つだけ常に守り続けてきた概念がある。それは『自律』、『自己責任』である。


自分の人生が満たされないのは100%自分のせいだし、自分がしたことに対しては自分が全て責任を負わなくてはならない。人に迷惑をかけないために、人の助けも基本的には借りない。あくまで自分『個人』の人生であり、国家や政治やその他諸々の事は関係がない・・事である。万が一戦争が起きるならば私は日本を捨てるし、戦争が原因で死んでしまうのであればそんなリスクのあるこの国に住んでいた自分の責任であると考える。


私の考えは勿論正しくないのかもしれないが、今の北朝鮮情勢のような状況になった際、北朝鮮を批判したり、アメリカを批判したり、日本政府を批判する人は結局戦争をするんだろうなと思う。今の自分が満たされない状況を他者のせいにする人はそれを改善する為にはその他者を負かすしかないのだから。それが1人ではできない、寂しい、怖いから仲間を探そうとする。その仲間は北朝鮮なのかもしれないし、イスラム国なのかもしれない。自分の人生がしょぼいのは完全に100%自分の責任なのに、日本の政治が悪い、世界が悪いと言って平気で人を殺すテロリストになってしまうのである。


私はそういう人が何よりも怖い。心のどこかで常に不満を溜めている人、自暴自棄になっている人、何でもいいから存在意義を見いだしたい人、色んな人がいるのだろうが、とにかくそういう人達はその状況は自己責任なのだから他人に迷惑かけるなと言いたい。死にたいなら1人で死ねばいいし、死にたくないなら自分の努力で何とかしろと。


ネットの力でどんどんグローバル化が進み、国家なんてどうでもいい個人の時代になってきて、戦争なんてもう起こらないでしょと思っていた時もあった自分が懐かしい。今の世界の流れは個人の時代からまた国家(集団)の時代に引き戻そうという流れ。最悪としか言いようがない。


何かの集団に属さないと生きていけない意味がわからない。(金銭的にではなく、精神的に)。どんな環境にいようが自分がどうするかしかないのだから、自分は変わらない。あくまで個人。そこだけは30代になっても、40代になっても意識して人生を送りたい。


とにかく、人に迷惑はかけない。自分の事は自分で責任持ってどうにかする。そう思うだけで戦争なんて起きないはずなのにな。